開催日:2025年6月8日(日)
令和7年度横浜市スポーツ・レクリエーション人材養成講座にて、『暑さ指数とスポーツにおける熱中症』に関する講演会を開催しました。
会場:公益財団法人横浜市スポーツ協会会議室(ニッセイ横浜尾上町ビル)

🔳参加者からの質問をご紹介します。
・50代男性:大変興味深い内容ばかりで沢山勉強させていただきました。休憩の取り方として最も良い方法があればアドバイスください。
【講師コメント】体力と耐久力は個人差がありますので、特に水分補給は個人に任せて同時に短い時間でも休息をとる様に指導すると良いと思います。またそれ以外にもWBGT数値が高い場合は、一斉に30分置きに休憩させることをオススメします。
・40代女性:アメフト選手はハーフタイム時に、冷水プールに全身を浸けて体の熱を下げて熱中症対策をしている、他にも運動中に意識が朦朧としている人には全身に水道水を躊躇せずにかけるとのことですが、心臓への負担等が心配だと感じました。
【講師コメント】アメフト選手の場合は日頃の練習でも冷水処置を実施していることから心配は必要ないそうですが、一般の人の場合は同じようにはいきませんので、水道水を掛ける場合は脚元から順に様子を見ながら行う方が良いのと、話しかけながら会話が出来る状態まで、または意識がハッキリとしてくるまで、しっかり行うことをオススメします。
これからの季節が熱中症の本番となりますが、それに備える為にも『暑熱順化』を5月頃から実施しておくことが大切です。
◆横浜スポーツ情報サイトのイベントレポートに講演会の様子を紹介してくださいました。
◆公益財団法人横浜市スポーツ協会の令和7年度講座セミナーのご紹介。